日本の南を通過する南岸低気圧と、この時季としては強い寒気が流れ込んだ影響で、県内は10日午前、中部と南部を中心に大雪となった。中部電力長野支店などによると、飯田下伊那地域を中心に最大約2万1320戸が一時停電。県の中部では同日夜遅くまで、南部では同日夕方まで大雪が続く見込みで、長野地方気象台は同日午前、佐久地域と諏訪地域に大雪警報を出した。県内での4月の大雪警報は1998年以来。